ホームページ制作においてコンテンツは従来から重視されてきているのですが、視聴者側にとって有益ではないコンテンツも多くなっています。このようなサイトは見づらかったり、情報を探すことができなかったりと視聴する際に問題が多いサイトでした。
しかし、SEOの技術が適用されている場合には検索サイトでの表示順位が高いケースも多く、問題視されてきました。検索サイトの表示順位は検索サイトのアルゴリズムによって変動していますが、従来のアルゴリズムではコンテンツの中身はそれほど重視されていなかったと考えられます。
しかし、ハミングバードなどの検索アルゴリズムが登場したことで大幅にコンテンツ重視の表示順位に変わってきています。
ホームページ制作においてコンテンツの設定は主に3つのことに注意したいところです。
1つめはサイトの方針をまとめることです。さまざまな情報を記載したいケースもありますが、整理されていない、バラバラの情報があっても見やすいサイトとは言えません。サイトとして必要な情報は何かをしっかり吟味することも大事です。2つめは文量です。
少ない文量でまとめているサイトも多いのですが、説明不足なサイトでは意味がありません。ある程度しっかりとした文章量が重要となっています。
検索サイトにおいても文章量が無いサイトは検索順位が下がる傾向が続いています。3つめは情報を整理することです。
見ているうちにどこを見ているかわからなくなるようなサイトも多数あります。これは情報を整理して掲載していないことで視聴者が迷ってしまうのですが、検索アルゴリズムはこのような整理されていないサイトも順位を下げる傾向が強くなっています。
視聴する側にとっても目次やパンくずリストなどを的確に設定し、また、図なども利用しながら分かりやすいコンテンツにすることが大事です。サイトを作る際には視聴者目線をしっかり考えながら作ることを求められてきています。